静天凪の絵と造形 静天凪はアニミズムアートに基づいて、ポリネシアンアートやネイティブアメリカンアートにもつながる祈りや生命賛歌を表現します。レムリアの魂にむけてメッセージ性ある作品を描いております。

私にとってのNFT

NFTとは

 

アート分野でNFTに興味がある人は年々増えていると思う。販売者側も購入者側もだ。

具体的にNFTとは何かというと、ネットで調べれば色々詳しく解説されている。それ専用のサイトもある。

一応大まかに解説したものを引用してみたい。引用元は現在私も利用させてもらっているマーケットプレイスのHEXAさんからの引用である。

 

(以下引用)〝デジタルデータの所有権をブロックチェーン上に記録することで、容易にコピーが可能なデジタルデータの所有権を一意に特定し、且つ売買できるようにしたもので、NFTはNon-Fungibie Token(代替不可能なトークン)の略称となります。デジタル資産NFTは、美術品などと同様に新たな資産として注目されています。〟(引用終わり)とある。

 

これによるとそれはアートで言えばいわゆるデジタルアートのことで、手描きのアナログや従来のファインアートは対象外のような印象だが、そうではない。

要は手描きでも何でも、それをデジタルデータ化した時点でNFT化が可能なわけである。

 

 

NFTアートの現状

 

とは言え各マーケットにおけるNFT作品の数々は当然と言えば当然だが、いわゆるドット絵に代表されるようなデジタル画が大半であり、本当の意味での手描きアナログ画は少ない。実際、唯一無二性という意味では手描きでオリジナルな原作が一点そこに存在しているのだから、わざわざ二次的にデジタル化してそのデジタル画に価値を持たせる意味はあるのかという疑問も当然あって良いと思う。

また、現在までに高額で取引されているものはほとんどデジタル画である。

 

私にとってのNFT

 

私の立ち位置は手描きであり、アナログである。しかしNFTに強い関心がある。それはなぜかというと、NFTは海外に市場が開かれているからである。今現在は国内マーケットプレイスに出品しているが、海外マーケットプレイスに出品することで単純に考えても私の作品を観てくれる層が増えると期待できるからだ。

絵を描く者として自分の作品がより多くの世界の人々の目に触れる機会を得ることは喜びである。

 

 

では、先述したオリジナル原画の二次的NFT化の意味はあるのかということだが、

私のなかではあると言える。OPENSEAなどのマーケットではアート作品は正方形であるものが多いが、それはアイコンの形に準じているからだそうだ。アイコンの形にして引き立つものが求められているということだ。

また、そこにはコレクターがいて同様の型の絵を様々な色彩に変えたり、服装や背景色を変えてシリーズ化したものをコレクションしている。

それならば(市場にそのような一定のルールのようなものがあるなら)アナログ手描きでもそのようにすることで、マーケットの流れに乗る事は可能だと思う。

唯一無二性という点で見ても、原画とデジタルデータ化した絵を完全に分けて考えることで、それは守られる。

たとえば原画に背景をさらに加えたものをデータ化することでそこに唯一無二性を持たせる事も可能である。

 

 

今までの流行りには乗らない

 

私はひねくれているので、今現在および今までの流行りには乗りたくない。それよりも自分が今および今までに打ち込んできたことで可能性を広げてみたい。何が成功で何が失敗なのか。それは周囲や社会ではなく、自分のもつ価値観によって決まる。

私は私の価値観に基づいて今後もチャレンジしていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

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