絵を飾る場所
絵を飾る場所
絵を飾る場所は工夫したほうが楽しい。
せっかく飾るなら
その絵が映える場所のほうが良い。
あなたが部屋に絵を飾るとき
壁のどこに飾るだろうか?
その部屋の照明はどんな種類で
夜はどんな感じになるだろうか?
それともその絵は
あなたの部屋ではなく
別の部屋のほうがより映えるのかもしれない
たとえばリビングの雰囲気に合うのかもしれないし
あなたがお店を経営しているならば、そのお店に相応しい場所があるのかもしれない。
飾る人と観る人とのかけ引き
絵は場所によって不思議な雰囲気を表出する。
その雰囲気は何処から来るのだろうか。
おそらく、そこには飾る人の心(絵の照明効果、場所との関係などへの計算も含めて)と
観る人の心との見えないやり取りがある。
その絵を違和感なく受け入れられ、しかも気に入ったりするならば
観る人の心はそれだけ満たされた事になる。
一方の飾る人の心も
観る人の心地よい反応によって満たされる。
それはたとえば一人暮らしで
そこには一人しか住んでいない場合でも同じだ。
飾る自分と観る自分がそこには存在するからだ。
絵を飾る場所を工夫する事の意味
絵とその場所の調和が為される時
その絵を観ているわたしの世界が確実に彩られる
それはマイナスにもプラスにも転び得る、ある種の作用だ。
リスクは無いわけではないが
その絵を自ら飾ったと言う事は確実にわたしの世界にポジティブな変化を促すだろう。