静天凪の絵と造形 静天凪はアニミズムアートに基づいて、ポリネシアンアートやネイティブアメリカンアートにもつながる祈りや生命賛歌を表現します。レムリアの魂にむけてメッセージ性ある作品を描いております。

白頭鷲の絵

白頭鷲の絵

 

私の好きな青空を背景に、白頭鷲を描いた。

鷲には風格がある。大空に融けるかのような勇壮な飛びかた。

遥かな高度から大地を俯瞰し、獲物を探るその鋭い目。

人の生き方もかくあれかしと思う。

とかく人の世は近視眼的生き方に満ちあふれている。

その原因のひとつに、私はテレビがあると思っている。

テレビが流す情報に依存している人々があまりにも多い。

自分の目で見ようともせず、〝専門家〟〝知識人〟という出演者の言う事を鵜呑みにしている。

 

鷲は自立している

 

鷲は一羽一羽が自立している。

自然界では安易な依存は即、死を意味するから当然だ。

自分の目で獲物を探し、自分の判断で選定する。

上空からの俯瞰は大地の状況、周辺のあり様を総合的に瞬時に把握し、

次の行動につなげる。

そこに茶の間で見るテレビのようなお気楽さは微塵もない。

だからこそ、鷲は美しいのだ。

だからこそ、鷲は勇壮なのだ。

なぜ鷲は空に融ける事を許されているのか?

鷲は自立しているからだ。

 

 

鷲の絵に宿るスピリット

 

私の鷲の絵はそのようなスピリットを宿している。

心ある人

志ある人は感じるかもしれない。

その時

自ら立つ人は白頭鷲のようなスピリットに共鳴し、

鷲たちのように美しくなるだろう。

 

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