絵の収納について
絵の収納について
絵の収納は簡単に出来、飾る絵の候補も常に選べるように、コンパクトにいくつかを保管している事は日常に変化の可能性を持てる。
いつも同じ場所に、同じ絵を飾っておくのも良いが
気分によって変えてゆくのも良いと私は思う。
日本人の多くには、絵を含む芸術作品は固定的にいつもその場にあるのが普通という感覚があるように思う。
だが、もっと自由に芸術を
生活に行き渡らせる方が楽しいはずだ。
その事もあり、私は大作を描かない。
支持体も小さな板やキャンバスだったり、最近は
小さく畳めて机の引き出しにさえ収納できる、ミニ屏風だったりする。
思い出して飾れる収納
私の作品は時々思い出して、飾りたくなったときに飾ってくれればそれで満足だ。
また私の手がけるもう一つの分野である〝張り子〟も
同様に収納というものを考えに入れなければならないと思っている。
まだ手探りだが
市販の和柄の箱に少しイラストなどの手を加え、そこに張り子を仕まう事もできるようにするのも楽しいと思う。
絵も造形も
飾る事と同じくらい、収納する事
、仕まう事に意味があると私は思う。